１．夜～黎明 

  ２．取り入れをする人々の歌

　　３．鐘

　４．祈り

　５．タランテラ

​

Q.ファッブリは1863年頃に生まれた

作曲家、指揮者、トロンボーン奏者。

各地の吹奏楽団の指揮者を歴任し、

作品も33曲確認されています。

この曲は楽章を区切らずに演奏され、一連

の流れが祭りの一日を表現しています。

現題にある「Sagra」は本来、

教会の祝祭記念日

を表しているようですから、

本曲の中心は第三・第四楽章にあると

考えられます。

最後はコルネットとビューグル(マンドラ)

が高らかに鳴り響き、

タランテラ（テンポの早いイタリア

南部の踊り）が始まり、

この踊りの渦に村人全員が加わり、

騒乱のまま祭りの一日が終わろう

としている様を描いて

そのまま一気に終結します。